メジャー後の作品としては初の４曲構成のミニアルバムです。前作のような一つの大曲こそないですが、聴き終えたときの心地よさは「Akeboshi」以降では一番の出来だと思います。サウンドは確実に進化させつつ、且つインディーズ時代のアルバム全体で一つの作品、という統一感が復活しています。懐かしさに目を閉じて身を委ねようとも、すぐに目が覚めてしまうような、この「20分足らずの長さ」こそが彼の音楽性と魅力を最大限に引き出せる時間なのだと思います。改めてフルアルバムでもマキシシングルでもなく、この「４曲入り」こそが彼のベストスタイルであるのでは、と思いました。By hihi