幻と知りつつ守ろうとしていたんだ
あの星の光さえも今は薄れている
煌めく夜空にその帰結を呪って嘆く言葉に
あなたは何を思うのだろう?
錆びついた望遠鏡覗き込んで
遠く遠くの世界を見たがっていたこの目に
昏く濁った憧憬を刻み込んで
深く深く
その先で見るものが何だろうが
二度と戻れないとこまで来た
分かってんだ
希望があるふりをしておやすみ
まばたきに傅く果敢なきその理想は
輝きを残したように今も震えているんだ
荒れる銀河にこの破滅を望んで
還る運命に何かを思い残したんだろうか?
錆びついた望遠鏡担ぎ出してもっと遠くの世界を見ようとしてんだ
この目で
探していた桃源郷見つけられなくたってよかったんだ
愛を乞うていただけさ
あなたに飛びついた幸運を抱え込んで
ぎゅっとぎゅっと
その先なんか知らなかったんだ
せめて夢の話も絶望も忘れてくれ
全部全部
つまんなそうに言ってくれ、退屈だって
二度と帰れない
ここまで来た
分かってんだ
記憶があるふりをしておやすみ