部屋はクリーン だけど何か残る
空気に 覚えのない 気配
やわらかな甘さ あたたかくほのかに
鍵をかけなかった 心の扉みたい
時間が過ぎれば 消えると思っていた
部屋の隅から 迷いも全部
でも香りで また引き戻される
君の影が 落ちてた場所へ
顔は思い出せない
名前すら忘れた
ただ静かなシグナルが
神経を走る
Vanilla on my skin tonight
見えないのに ふいに ここに
選べない記憶と 消せない余韻が
君が残した フィールのまま
Vanilla, soft and close and slow
恋じゃないと 言い聞かせても
消えない跡が ある
香りの中で ここにいる
最後に君が残したもの
たたまれたまま 時になじんで
クロスだけが 君の匂い覚えて
言葉よりむしろ 語ってしまう
声もなく さよならもなく
ただ 知ってる温度
手を伸ばさない 演じもしない
それでも身体が 思い出してる
レッテルは要らない 自由でいたい
枠にとらわれず あらがわず
確かだった でももう失った
それでも残る まだ消えてない
形も名前も いらないでしょ
記憶は別のルールで回ってる
正しいとか 間違いとか
強いとか 弱いとかじゃない
ただ通り過ぎる香りで
また君にひかれてく
Vanilla in the quiet dark
薄れても 確かなスパーク
約束でも 願いでもない
ただ香りに 体が反応する
Vanilla, when the night is still
追いかけない 追う気もない
ただ ゆっくり通り過ぎるのを
やさしさで 手放していく
部屋はクリーン
だけど 何かが残ってる
そして 消えていく
それぞれの 消え方で