僕が化石になる時まで
なるべくでいいから覚えていてくれよ
相槌混じりの仲の良い日差し
「ねぇこんなこともあろうかと
夢の話を取っといたの
御伽話みたく空の上の島を
雲の向こうまで探しに行く君の話」
目が覚めていつか
友達になって嫌いになって
思っていたよりも器用に
日々日に飄々に過ごして
笑い合ってるときに
何か遠いところの話だとかが
目をよぎってしまう
「くだらない話はもう終わりだ」
最近は1人で考え込んでみることがマイブーム
1000年先のあなたの時代の近頃の話題はなんですか
化石になる時まで
なるべくでいいから覚えていてくれよ
忘れ去られることが
思ったよりも怖くて夜に泣いてる
言い当てられるのが
怖くてくだらない
嘘をついては
青ざめて起きる
どうしようもないことが
増えたならどうか
何か望んではくれないか
言い聞かせるために歌を歌っては
悲しみをどこかへ売り飛ばす
言葉は宙に、音楽はここに、
魂がいつか
化石になる頃には
吐き出した炭素が街を泳いでいく
今見つめてるこの景色も
枠すらなけりゃ思い出にもならない
再生ボタンをすぐに押さなきゃ
とても大きい悲しみが襲う前に
待ち望んでるときに限って
いつも いつも 悲劇は起こらないもの